畳の特徴
畳は高温多湿の日本の住まいに最適です!
畳の特徴
その1
畳床のおかげで高い断熱性と保湿性が保たれている!
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5センチほどの厚さの畳床にはその材質に空気をしっかり含んでいます。空気は熱を伝えにくいという性質があります。つまり、畳は夏の暑さを遮断する働きを、冬は外の冷たい空気を遮る断熱材の働きをし温かく心地よいのです。また、断熱性と保温性に優れているため、冷暖房が効きやすいという効果もあります。
その2
優れた吸放湿性で高温多湿な日本の住まいにはぴったり!
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夏は涼しく、冬は暖かいという畳の利点を生み出しているのは、畳表のい草と畳床です。い草がスポンジとなって湿気を吸収して、畳床のなかの空気が湿気を放出しながら、効率的に呼吸しているわけです。
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畳一帖分の自然吸湿能力は約500ml。ゆっくり湿気を吸って吐く畳は、高温多湿の日本の気候に最適な床材です。
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空気が乾燥した場合は、ほどよい湿り気を吐き出す力があります。
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畳が古来から現代に至るまで使われ続けている理由は、畳は柱の木や障子とともに、湿度の高い日本の気候に最も合った住宅材料だからといえるでしょう。
その3
弾力性があり心にも体にも馴染みます!
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畳の表(畳表)のい草がスポンジ状の構造で空気をたくわえて、ふかふかした感触を生み出しています。
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畳床にも空気はたっぷり。こうした空気がクッションとなり、寝ころべば心地よく、転んだときでも衝撃を和らげてくれるのです。
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畳は安らぎの触感と視覚を与えてくれます。畳の上の暮らしは歩き心地がいいので、ハイハイが好きな赤ちゃんのいる家庭などに特におすすめしたいです。
その4
い草の香りはリラックス効果抜群!空気もきれいに!
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畳のさわやかで懐かしい香りはい草によるものですが、い草の香りには鎮痛効果があります。また、い草が人体にあまりよくない二酸化窒素を吸着する働きがあることも分かっています。
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畳は空気を浄化しながら、私たちに森林浴と同じようなリラックス効果をもたらしてくれるのです。
その5
吸音・遮音効果があるので、足音も気になりません!
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畳の部屋はフローリングの部屋に比べて、静けさを感じます。これは視覚的に落ちつきを感じるからだけではなく、実際に畳の空気が余計な音を吸収してしまうからなのです。
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歩いている足音が震動となり空気に含まれ吸い込まれるのが吸音効果です。この吸音効果があるから、畳の部屋はいつも静かなのです。
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小さなお子様のいらっしゃるご家庭にも最適です。